イランとロシアの外相が、シリア情勢をめぐり電話会談
10月 31, 2017 23:00 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣とロシアのラブロフ外務大臣が、シリア情勢について電話会談を行いました。
メフル通信によりますと、ロシア外務省が30日月曜に発表した声明の中で、ラブロフ大臣はザリーフ大臣との電話会談で、カザフスタン・アスタナでのシリア和平協議を進めるための、今後の措置に関して話し合いを行ったということです。
ラブロフ大臣は30日、さらにトルコのチャウシオール外務大臣とも電話会談を行い、最新のシリア情勢について協議しました。
シリアの各グループ及び同国政府の高官による7回目の協議は、30日から31日火曜までカザフスタン・アスタナで行われる予定です。
今回の協議の具体的な結果は、シリアにおける緊張緩和地帯の設置です。
この協議は、イランのイニシアチブと、ロシア及びトルコの協力により、シリア和平の実現を目指して開催されました。
シリアでは2011年以来、サウジアラビアやアメリカ、そして同国に同盟するトルコなどの国の支援を受けた複数のテロ組織の大規模な攻撃により、危機が勃発しています。
この数ヶ月間、シリア政府軍は抵抗戦線部隊の支援により、テロリストに手痛い打撃を与えています。
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