11月 25, 2017 21:27 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領(左)、プーチン大統領(中)、エルドアン大統領(右)
    ローハーニー大統領(左)、プーチン大統領(中)、エルドアン大統領(右)

イラン、ロシア、トルコの国連大使が、国連事務総長と安保理議長に宛てて共同の書簡を送付し、シリア問題に関してロシア・ソチで行われた、この3カ国による首脳会合での声明の発表を求めました。

イルナー通信によりますと、この書簡は、イランのホシュルー国連大使、ロシアのネベンジャ国連大使、そしてトルコのシニルリオール国連大使が署名しているということです。

また、イランのローハーニー大統領、トルコのエルドアン大統領、そしてロシアのプーチン大統領は今月22日、ロシア・ソチで行われたこの3カ国の首謀会合の最終声明において、シリアの主権と独立、統一、領土保全を改めて承認するとともに、テロ組織が最終的に滅亡するまで、相互協力を継続することで合意しました。

ローハーニー大統領(左)、プーチン大統領(中)、エルドアン大統領(右)

また、これらの3カ国の首脳は、シリア国内の統一の回復、国民の支持と、国連の監視と全ての有権者の参加による自由で公正な選挙の実施による、憲法の制定につながるような、シリア人同士の包括的な対話による同国の危機の政治的な解決法の獲得に向けて支援を行うことで意見が一致しています。

シリアでは、サウジアラビア、アメリカ、これらの同盟国の支援を受けたテロリストの大規模な攻撃により、2011年から危機が勃発しています。

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