駐イラン日本大使、「文化的な関係は、政治的に困難な時代の各国間の架け橋」
12月 05, 2017 19:14 Asia/Tokyo
イラン駐在の小林日本大使が、「経済・政治的に困難な時代において、文化的な関係は各国間のつながりを促すことができ、日本とイランは常にこの関係を持っていた」と語りました。
イルナー通信によりますと、小林大使は4日月曜、イラン中部の都市カーシャーンで開催中の日本文化の日に関するイベントにおいて、「2019年は、イランと日本の国交樹立90周年にあたり、将来的にも二国間の協力が拡大され、文化関係がより強まることが期待される」と述べています。
また、この式典では、アブリーシャミーラード・カーシャーン市長も、「イラン人は日本国民を信用できる勤勉な国民と見なしており、こうした親日感情は確実に、イランと日本の交流のレベルの向上に寄与できるものと考える」としました。
カーシャーンで開催中の日本文化関連の式典では、日本人アーティストが篠笛や和太鼓などの日本の伝統楽器による演奏を行っています。
在イラン日本大使館は、1ヶ月間を日本の月として、イランで日本文化を紹介しています。
今年のイランでの日本の月のプログラムは、今月2日から来年の1月20日まで行われ、日本画などの作品の展示やピアノのコンサートなどが実施されます。