12月 22, 2017 04:25 Asia/Tokyo
  • イラン、アゼルバイジャン、トルコの3カ国の外相
    イラン、アゼルバイジャン、トルコの3カ国の外相

イランのザリーフ外務大臣が、イラン、アゼルバイジャン、トルコの3カ国の外相によるバクーでの会合で、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに関するアメリカの決定を否定することで合意したと語りました。

IRIB通信がバクーから伝えたところによりますと、イランのザリーフ外相、トルコのチャブシオール外相、アゼルバイジャンのメメディヤロフ外相による5度目の3者会合は、20日水曜、バクーで開催され、声明を発表して終了しました。

イラン、アゼルバイジャン、トルコの3カ国の外相

 

ザリーフ外相は、この会合の後の記者会見で、「3カ国は、21日木曜にニューヨークで開催される、ベイトルモガッダスに関する国連総会の緊急会合で、同一の立場を取ることになっている」と語りました。

国連総会は、21日、ベイトルモガッダスをシオニスト政権イスラエルの首都に認定するとしたアメリカのトランプ大統領の決定に反対する決議案について採決を行うため、緊急会合を開催します。

この会合は、国連安保理で、ベイトルモガッダスに関するエジプトの決議案にアメリカが拒否権を行使したことを受け、トルコとイエメンの要請により、開催されます。

メメディヤロフ外相

 

メメディヤロフ外相も、この共同記者会見で、エネルギー、運輸、観光に関するイランとアゼルバイジャンの協力の拡大を求めました。

また、「今回の会合では、共同声明が調印され、その中では、ベイトルモガッダスに関して共通の政治的な立場を取ると共に、経済や文化に関する3カ国の協力を拡大することが強調された」としています。

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