イラン大統領が、イエス・キリストの生誕記念日に際して祝辞
12月 25, 2017 17:23 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、イエス・キリストの生誕記念日の到来に際して、世界のキリスト教徒に祝辞を述べ、「キリストの生誕は、この預言者がもたらした唯一神信仰と精神性、そして友愛という天恵の教えを思い起こさせるものだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は24日日曜、閣僚会議において、「キリストの生誕は、キリスト教徒のみならず、イスラム教徒にとってもおめでたいことである」と述べています。
また、「神の啓示宗教の信者が、神の預言者たちの教えを活用し、より発展し安定した社会を形成し、倫理と神の預言者にとっての敵による分離政策を見逃すことのないよう希望する」としました。
ローハーニー大統領はこれ以前にも、世界各国の首脳に宛てた個別のメッセージにおいて、キリストの生誕と、2018年の到来に当たり、祝賀の意を表明しています。
また、24日日曜には、イランのあるアルメニア系市民の殉教者の遺族と会談し、「キリストの人物像や教えは、人類を平和と安らぎ、平和共存へと向かわせることができる」と語りました。