最高指導者からみたアメリカ
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イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、アメリカの現体制は世界で最も抑圧的で、またもっとも腐敗している政権だとしました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
12月 28, 2017 17:28 Asia/Tokyo
  • イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、アメリカの現体制は世界で最も抑圧的で、またもっとも腐敗している政権だとしました。

ハーメネイー師は27日水曜、イラン全国のイスラム宣教調整評議会のメンバーや責任者と会談する中で、イラン国民の希望と自信を奪うためのアメリカの絶え間ない行動に触れ、「我々は、発展と栄光の道は、力強く続けるだろう」と語りました。

イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

アメリカの覇権主義的な本質は、イラン国民に対して繰り返し証明されてきました。しかし、明らかに、アメリカの真の本質についてのハーメネイー師の言葉は、アメリカの地域における悪しき目的に対抗する上での真摯な警告として受け取るべきでしょう。これに関して、ハーメネイー師の言葉の中では、いくつかの重要な点が強調されています。

第1に、アメリカは表面的な主張に反して、地域におけるテロの根絶を目指していないということです。アメリカはISISなどのテロ組織を支援し、サウジアラビアのサウード政権のような圧政的な独裁体制と手を組み、また、シオニストの犯罪者や、毎日イエメンで虐殺を行っている犯罪者を支援していることで、その腐った本質を示しているのです。

第2に、アメリカは常に、イスラム諸国、特に覇権主義体制から解放されたモデルである、イスラム共和制を取る国に反対しています。

しかし第3は、恒久的な安全と発展を強調している点であり、これはイスラム体制だけでなく、独立国すべてにとって重要な戦略です。

アメリカの真の目的は、内部対立や分裂を生みだすことによって作られた危機の中に、地域諸国の国民を巻き込むことであり、ある時期にはそれが部族主義として表れたり、ある別の場所では、内部からの一連の騒乱などを引き起こしたりします。

ハーメネイー師の言葉は、実質的に地域レベル、国際レベルにおけるアメリカの目的の構造分析であり、これは地域や世界の人々にとっての、多くの問題の根本的な理由を明らかにしています。

ノーム・チョムスキー氏

 

アメリカの思想家、ノーム・チョムスキー氏は、アメリカ政府関係者の表明を批判する上で、次のように語っています。

 

「アメリカはイランを平和を脅かす最大の脅威だとしているが、一方で、世界各国は、アメリカが世界平和にとっての最大の脅威だと考えている」

アメリカは、多くの国際的な紛争における原因となっており、1953年のイランの合法的な政権に対するクーデターなどの手段によって、体制の転覆に関与しています。ISISなどのテロ組織に対する支援もまた、非通常の状態を作り出すアメリカの手段です。しかし、一方で、アメリカは地域を不安定化しているとして、イランを非難しています。

イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

明らかに、ハーメネイー師が語ったように、イランにおいて言語、部族、宗教、政治面での対立を作り出すうえでの、アメリカの緻密な計画と莫大な資金の投入は、功を奏することなく失敗しており、アメリカがトランプ政権時代にあるなかでも、イランは発展を続けることになるでしょう。ハーメネイー師の言葉によれば、アメリカがイランを弱体化させようとして失敗したことは、彼らの心の中に残り続けるということなのです。