1月 04, 2018 19:20 Asia/Tokyo
  • イラン北東部の都市マシュハドの市民によるイスラム体制を支持する行進(4日木曜)
    イラン北東部の都市マシュハドの市民によるイスラム体制を支持する行進(4日木曜)

イランで、騒乱を起こした暴徒を非難し、イスラム体制を支持する市民のデモが、4日木曜も継続されています。

先月28日から、イランの複数の都市で人々がスローガンを叫び、破綻した金融機関の預金者への不返金や、一部の商品の値上げ、政府の監視不行き届きなどに抗議する集会を行いました。

これらの集会の一部は、それに便乗した人々により暴動に発展しています。

イラン北東部の都市マシュハドでの市民による行進は4日木曜、シーア派8代目イマーム・レザーの聖廟に向かって行われ、参加者らは「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」のスローガンを唱えてイスラム体制への支持を表明しました。

イラン北東部の都市マシュハドの市民によるイスラム体制を支持する行進(4日木曜)

 

また、北西部アルダビール、西アーザルバーイジャーン、中部イスファハーン、東部南ホラーサーン、北部マーザンダラーンの各州、そして南部シーラーズや南西部アフワーズなどの各都市でも、イスラム革命の敵や暴徒、アメリカやシオニスト政権イスラエルによる内政干渉が非難され、イスラム革命への支持が表明されました。

イラン国民は3日水曜も、多くの都市でデモ行進を開催し、敵の陰謀や暴徒たちによる公共財産の破壊を非難しました。

暴徒たちを非難する最近のデモは、テヘラン市内のほか、テヘラン州内のほかの地域でも実施されています。

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