2月 11, 2018 19:12 Asia/Tokyo
  • イランのローハーニー大統領の今日の演説
    イランのローハーニー大統領の今日の演説

イランのローハーニー大統領が、「昨年は、テロに対するイラン国民の勝利の年、そして地域の諸国民にとって成功に満ちた年だった」と語りました。

ローハーニー大統領は11日日曜、イスラム革命勝利39周年を記念する大行進に参加したテヘランの市民らの大群衆を前に、「イラクやシリアの人々に対するイランの支援が実を結び、地域の諸国民はテロリストの諸悪から解放された」と述べています。

また、「陰謀を企む勢力は、地域諸国の分裂を狙っていた」とし、「イラク国民の賢明さと地域諸国の支援により、イランにとっての友好国の諸国民の団結が保証された」としました。

さらに、「レバノン国民の賢明さと友好国の支援も、地域におけるアメリカとシオニスト政権イスラエルの陰謀を粉砕した」と語っています。

ローハーニー大統領はまた、地域の平和と安定に向けた多国間協議におけるイランの成功にも触れ、「地域の問題の解決策は政治的な手段であり、他国の協力によって、地域全体の安全と安定が確立されるべきだ」と述べました。

さらに、国際舞台でのイラン国民に対するアメリカのたびたびの敗北にも触れ、「アメリカはイランの内政に干渉しようとしていたが、イラン国民は団結と連帯、そして抵抗により彼らの陰謀を退けた」としています。

また、「アメリカは、核合意の問題において、これまでに何度も、地域・国際的に重要なこの合意を破壊しようとしたが、それは全て失敗しており、また今後彼らが核合意から離脱しようとすれば、すぐさま彼らがそれによる弊害を蒙るだろう」と語りました。

ローハーニー大統領は、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムやパレスチナに対するアメリカの陰謀についても言及し、「今や、世界がアメリカの陰謀に抵抗しており、イスラム諸国のみならず、全ての国が国連総会でこうした陰謀に反対した」と述べています。)

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