3月 09, 2018 17:30 Asia/Tokyo
  • イランのホシュルー国連大使
    イランのホシュルー国連大使

イランのホシュルー国連大使が、安全の欠如はアフガニスタンの大きな問題だとして、「イランは常にアフガニスタンの平和と安定を支援している」と強調しました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使はアフガニスタンと、国連アフガニスタン支援ミッションの活動継続に関する国連安保理の会合で、アフガニスタンにおけるテロ組織の活動と攻撃に触れ、「アフガニスタンの統一政府は、タリバン、アルカイダ、ISISや、それに付随するテロ組織との戦いの前線の中にいる」と語りました。

また、イランはアフガニスタン人による和平協議を支持していると強調し、「テロ対策、治安、経済、政治問題の解消に向けた国際社会のアフガニスタン政府に対する支援継続は大いに必要だ」と述べました。

さらに、アフガニスタンとの地域協力の強化は、地域の経済状況の改善と平和の強化に向けた重要な歩みであり、優先事項の一つだとして、「世界はアフガニスタンの状況を競争の下地としてではなく、発展による平和と安定構築の機会とみなすべきだ」としました。

ホシュルー大使は、イランは数百万人のアフガン人難民を受け入れてきたとして、「イランは近年、運輸や商業用のインフラの強化をはじめとした、5億ドル相当の300以上の重要な開発計画を実施してきた」と語りました。

イランは繰り返し、アフガニスタンの復興と治安状況の改善に対する支援を惜しむことはないとしています。

イランには、現在200万人以上のアフガン人難民が生活しています。

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