イラン外務次官、「核合意に混乱が生まれれば、その影響は深刻なものになる」
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イランのアラーグチー政治担当外務次官
イランのアラーグチー政治担当外務次官が、「核合意に混乱が生まれれば、その影響は深刻なものになる」と語っています。
イスナー通信によりますと、アラーグチー次官は、「核合意は安全保障上の合意であり、地域や世界の安全保障に直接関わっている。もしこの合意に何らかの混乱が生じれば、その影響は、国際社会全体にとって深刻なものになるだろう」と語りました。
アラーグチー次官は、「アメリカのトランプ大統領は、核合意を破棄するか、あるいは、その欠点が解消されるように修正されるべきだとして1年以上前から努力しているが、それは失敗している」と述べました。
また、「国際社会、特にアメリカの同盟国やヨーロッパでさえ、このようなやり方に反対しており、核合意に関する国連安保理の決議も、トランプ大統領が行おうとしていることを禁じている。今後、トランプ大統領が核合意からの離脱に成功するか、そしてその結果がどのようなものになるかは、数ヶ月経たなければ分からない」と述べました。
さらに、「核合意からの離脱は、西側諸国、アメリカやヨーロッパにとって必ず深刻な影響をもたらし、彼らは世界において信用をなくすことになるだろう」と強調しました。
アラーグチー次官は、核合意は単なる経済的な合意ではなく、兵器拡散防止に関する合意だとし、「ヨーロッパが繰り返し述べ、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表も繰り返したように、核合意は安全保障上の合意であり、地域や世界の安全保障と直接、関係している」と述べました。
また、「核合意に混乱が生まれれば、その影響は国際社会全体にとって重大なものになる」と強調しました。
アラーグチー次官は、「イランは数ヶ月前から、あらゆるシナリオに対処する用意があると表明してきた。すべてのシナリオが想定され、そのすべてに対して対応方法が考慮されている。我々は必ず、トランプ大統領やその他の人々が核合意に反する決定を下しても、それに即時に対応する用意があり、イラン国民の利益を完全に守ることになるだろう」と改めて強調しました。