イラン原子力庁長官、核合意を崩そうとする国々に警告
4月 06, 2018 16:42 Asia/Tokyo
イランのサーレヒー原子力庁長官が、核合意を修正しようとする国々に対し、そのような行動に必ず対処すると警告しました。
イルナー通信が5日木曜、伝えたところによりますと、サーレヒー長官は、イラン原子力庁の職員との新年の会談で、「敵は、核合意が後戻りすれば、イランはそのような状況を望んでいないが、特別な状況になることを知るべきだ」と語りました。
さらに、「イランは自国の主権と利益の維持を追求しているが、アメリカが核合意から離脱し、ヨーロッパや他の大国がこの合意から後退すれば、イランは間違いなく、現在とは異なる行動を取ることになる」としました。
イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカ政府は核合意の一員でありながら、常に、この合意に違反しています。
アメリカのトランプ大統領は、核合意の内容の変更を求め、もしこの合意が修正されなければ、アメリカは離脱すると警告しています。
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