イラン外務次官と国連シリア特使が電話会談
3月 18, 2016 21:48 Asia/Tokyo
イランの外務次官が、ジュネーブ協議への一部テログループの代表の参加に関して警告を発しました。
IRIB通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン・アラブアフリカ担当外務次官は、18日金曜、国連のデミストゥラ・シリア特使と電話で会談し、スイスのジュネーブでの協議にテロリストとして知られる一部人物が参加することを非難し、それを政治協議に害を及ぼすものだとしました。
さらに、危機の政治的解決を促そうとするシリア特使の努力を肯定的なものだとし、シリア人同士の協議に力を入れることは重要なことだとしました。
また、シリア全土への人道支援の移送に更なる注目を寄せる必要性を強調し、テロリストに封鎖されている都市への人道支援の移送の加速を求めました。
デミストゥラ特使も、イランのテロ対策における努力と政治的解決への支援に感謝し、ジュネーブ協議の流れを肯定的に評価するとともに、「問題はあるものの、協議は来週の火曜まで継続されるだろう」と述べました。
デミストゥラ特使はこの電話会談で、ジュネーブ協議について報告をし、シリアの人々に向けた人道支援の移送における国連の更なる努力を強調しました。
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