EUがイランとのイエメンに関する対話を肯定的に評価
May 04, 2018 17:47 Asia/Tokyo
EUが、3日木曜夜、声明の中で、イエメンに関してイランと行った対話は建設的だったとしました。
イラン外務省のジャーベリーアンサーリー政治担当上級顧問は、3日夕方、イタリアのローマで、欧州対外活動庁のシュミット副事務局長やイタリア、ドイツ、フランス、イギリスの外務省の政治・安全保障担当局長と、イエメン問題に関する会談を行いました。
イルナー通信によりますと、EUは声明の中で、イランとヨーロッパの間でイエメンに関する会合が行われるのは、これで2度目だとしました。
最初の会談は、2月にドイツのミュンヘンで行われました。
また、3回目の会談は、来月2日ベルギー・ブリュッセルのEU本部で行われます。
イランは地域に影響力を持つ国として、常に政治的な形でイエメンなどの中東の危機を解決しようとしています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦やその他数カ国の支援を受けて、2015年3月からイエメンを軍事的に侵攻し、陸、海、空から封鎖しています。
サウジアラビアとその同盟国の攻撃で、これまでに、イエメンで1万4千人以上が死亡、数万人が負傷し、数百万人が難民化しました。
また、この侵攻で、イエメンは極端な食糧と医薬品の不足に苦しんでいます。
サウジアラビアとその同盟国は、イエメンの人々の抵抗により、その目的を果たせていません。