各国が核合意の支持を継続
May 14, 2018 18:25 Asia/Tokyo
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フランスのルドリアン外務大臣
各国による、核合意支持の表明が続いています。
ロイター通信によりますと、フランスのルドリアン外務大臣は、アイルランドの首都ダブリンで、「フランスは、イランとの核合意の継続を決意している。なぜならこの合意は、今なお、有益だからだ」と述べました。
中国外務省の報道官は、13日日曜夕方、北京で記者会見した際、「中国は、核合意を巡るイランとの関係を維持したい考えだ」と語りました。

スイスの政治家も、アメリカの核合意離脱を受け、アメリカに対するスイス政府の抵抗を求めました。
アメリカのポンペオ国務長官は、13日、CBSのインタビューで、アメリカが、核問題に関してヨーロッパの賛同を得られなかったことを認め、「ヨーロッパは、この合意の修正に同意しなかったが、我々は今も希望を捨てていない」と語りました。

ハフィントンポストと、イギリスの調査会社ユーガヴが共同で行った調査の結果、アメリカで、トランプ大統領の核合意離脱に賛成だと答えた人は、35%に留まりました。
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