イラン外務次官、「ヨーロッパ諸国の取り決め履行により、核合意維持の可能性は高まる」
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イランのアラーグチー外務次官
オーストリア・ウィーンで核合意合同委員会の会合が開催された後、イランのアラーグチー政治担当外務次官が、イランの要求を保障する上でのヨーロッパ諸国の取り決めに触れ、核合意維持に向けて、更なる信頼が獲得されたとしました。
イラン、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国とEUの代表者は、25日金曜に行われたこの会合で、イランの要請により、アメリカの核合意離脱の結果について検討するため、そして核合意の全面的な継続に向けた信頼醸成を目的として意見交換を行いました。
この会合の参加者は、イランとの経済関係の通常化を目指した核関連の制裁の解除は、この国際合意にとって必須事項の一つだとしました。
イランの核合意実施本部の本部長をつとめるアラーグチー外務次官は、25日、記者団のインタビューで、この会合の参加者すべては、核合意の取り決めを実施し続けることについて、完全に統一した立場を表明しているとしました。
また、彼らは石油や銀行、投資や貿易、保険などさまざまな分野で、イランの要求にこたえることができるような実務的なアプローチに到達するため、努力しているとしました。
さらに、今後数週間、全面的な協議が続き、この段階を経た後、イランは核合意にとどまるかそうでないかを決定することになるとしました。
イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、23日水曜夜、ヨーロッパ諸国と核合意を継続する上で必要な条件について語る中で、「ヨーロッパはアメリカの核合意違反を非難する決議を採択すること。ヨーロッパまた、イランのミサイルや地域における活動の問題を提起しないことを約束すべきであり、さらに、アメリカの対イラン制裁に対抗し、イランが必要とするイラン産原油の完全な売却を保障すべきだ。またヨーロッパの銀行も、イランと各国政府や個人との取り引きを保障するべきだ」と強調しました。