南パールスガス田のフェーズ22から24での生産が開始
May 28, 2018 18:38 Asia/Tokyo
南パールスガス田のフェーズ22、23、24のイーザドジュー開発計画実行担当が、「天然ガスの硫化物除去作業の開始により、ガス生産が開始した」と語りました。
南パールスガス田は、世界最大のガス田であり、イランとカタールの領海に当たるペルシャ湾岸地域に位置しています。
このガス田の天然ガス埋蔵量は、14兆立方メートルで、また、LPGの埋蔵量も180億バレルとなっており、これは世界全体のマッドガスの8%、またイランの天然ガス埋蔵量の半分近くを占めています。
イルナー通信によりますと、イーザドジュー開発計画実行担当は、「これらのフェーズの天然ガスの硫化物除去作業の開始により、日量1250万立方メートルの天然ガスが生産可能だ」としました。
南パールスガス田のフェーズ22から24の開発計画における、最初のプラットフォームの設置作業は、26日土曜に完了しましたが、これはイラン国内の技術者の能力によるものです。