イラン外相、「イランは核合意に関してヨーロッパの対応を待たない」
7月 22, 2018 17:06 Asia/Tokyo
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イランのザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、イランとEUの核合意に関する協議に触れ、「イランは核合意において、ヨーロッパの対応を待つことはない」と語りました。
ザリーフ外相は、21日土曜、テヘラン南部にあるホメイニー廟で行われた、イラン外務省の関係者や大使のホメイニー師の理想への忠誠を確認する式典の傍らで、「イランは、核合意に留まった国々や西側諸国から、十分な行動を目にすることができていない」と語りました。
また、現在、アメリカの政策の舵を取っているのは、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相だとし、「アメリカとシオニスト政権は、イラン恐怖症を広める政策において孤立しており、最も緊密な同盟国の同調すら得られていない」と語りました。
さらに、「シオニスト政権とアメリカは、現在、経済戦争の指令室を作り、イランの行動を変更させようとしているが、この努力を支援する者はなく、多くの国は、アメリカとシオニスト政権に反対するための対抗措置を追求している」としました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師も、21日、イランの外相、外務省の関係者、在外公館の大使らと会談し、「ヨーロッパとの協議は停止しないが、彼らの提案を待っているだけではなく、国内で、必要な多くの活動に取り組むべきだ」と語りました。
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