9月 18, 2018 16:15 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、ロシアのソチで開催された会談での、トルコとロシアの合意を歓迎し、「ロシアとトルコの首脳会談と、シリア・イドリブの問題解決法に関する合意の発表は、シリアのテロリストの残像勢力を掃討する上での根本的な歩みだ」と語りました。

イスナー通信によりますと、ガーセミー報道官は、18日火曜、「ロシアとトルコの合意は、シリア問題の政治的な解決に必要な協力を通し、人道に関するすべての側面を考慮した上で、シリアのテロ組織の掃討と和平の確立を助けるものになりうる」と語りました。

さらに、「テロリストの掃討と同時に、暴力や流血を停止することは、イランの外交政策の最も基本となる柱だ」と強調しました。

また、ソチの会談の結果が、テヘランでの最近の会合とイランの外交的な努力を引き継ぐものとして、アスタナ協議の肯定的な流れに沿って、人道的な側面を守った上での武装勢力の掃討の加速とシリアの人々の問題の早急な解決において、効果的な役割を果たすよう期待しているとしました。

ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は、今月7日、テヘランで開催された3者協議に出席しました。

また、エルドアン大統領は、17日月曜、地域の重要な問題、特にシリア問題と二国間関係についてプーチン大統領と話し合うため、ロシア西部のソチを訪問しました。

プーチン大統領は、エルドアン大統領との会談後、10月15日までに、シリアのイドリブに、シリア政府軍とテロリストを引き離す15キロから20キロにわたる非武装地帯を設置することを明らかにしました。

 

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