イラン外務省報道官、「テロの支援者は、テロへの関与を隠すことはできない」
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イラン外務省のガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「テロや暴力の支持者、彼らに従属する堕落した者たちは、偽りの発言によって、イランに敵対するテロリストへの支援という、自分たちの直接の役割を隠すことはできない」と語りました。
メフル通信によりますと、ガーセミー報道官は、22日土曜夜、「地域内外でテロリストを思想、資金、武器、メディアの面から支援する者たち、人々の命を奪う暴力や犯罪を生み出す温床として知られる勢力に従う人々や傭兵たちは、そのような行動によって、地域や世界に広まっているテロとの全面的な戦いというイランの政府と国民の強い意志を揺るがすことはできない」と語りました。
また、「イランは、原則的かつ人道的な政策を続ける中で、テロとの戦いと地域の安定や安全の拡大に向け、今後もたゆまぬ努力を続ける」と強調しました。
さらに、昨年に発生した、イラン国会とホメイニー廟に対するタクフィール主義のテロリストによる攻撃に触れ、アフワーズの恐ろしい犯罪について、「目的がありながら、盲目的に行われるこのような犯罪は、イランの政府と国民が、人々の命を奪う悪しきテロに対して抵抗していることに起因する。それは、地域のテロリストの温床により、地域外の大国とシオニスト政権の惜しみない支援を受けて、世界の大部分に対して押し付けられている」と語りました。
ガーセミー報道官は、「テロや暴力の温床の政治家たちは、テロやテロリズムが、どこであっても、どのような形であっても、不名誉であり失敗することを知るべきだ」と強調しました。
タクフィール主義のテロ組織、「アルアフワーズィーエ」が、22日土曜、アフワーズの軍事パレードの開催地の脇にあった公園から、一般の人々に向けて銃撃を行いました。
これにより、25人が殉教、60人が負傷しました。
このテロ組織は、イギリスとサウジアラビアの支援を受けています。
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