イラン外務省がアラブ首長国連邦代理大使を呼び出す
9月 23, 2018 20:53 Asia/Tokyo
-
イラン外務省のガーセミー報道官
イラン南西部のテロ攻撃に関するアラブ首長国連邦の政治顧問の愚かな発言を受け、イラン外務省がアラブ首長国連邦の代理大使を呼び出しました。
アラブ首長国連邦のアブドルハリク・アブダビ皇太子顧問は、ツイッターで、アフワーズでのテロ攻撃を支持し、「軍関係者を標的にした攻撃が行われただけで、これはテロではない」と主張しました。
さらに、「イラン国内に衝突の場所を移すことは、あらかじめ明らかにされていた選択肢だった。次の段階でも、このような攻撃が増えるだろう」と語りました。
タクフィール主義のテロ組織「アルアフワーズィーヤ」は、22日土曜、アフワーズのイランの軍事パレードの開催場所の脇にあった公園から、一般の人々に向かって銃撃を行いました。
この攻撃により、25人が殉教、60人以上が負傷しました。
このテロ組織はイギリスとサウジアラビアの支援を受けています。
イラン外務省のガーセミー報道官は、23日日曜、「イラン外務省は、テヘランに駐在するアラブ首長国連邦の代理大使を呼び出し、皇太子顧問の無責任な発言に対するイランの抗議を伝えた」と語りました。
さらに、「アラブ首長国連邦の代理大使には、この国の公式機関とつながりのある人々によるテロを明らかに支持することは、アラブ首長国連邦に責任を生み出すことになり、それに対する無関心な態度は受け入れられない」と述べました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
タグ