EUの声明、アフワーズのテロ攻撃を非難せず、哀悼の意のみ
9月 24, 2018 16:26 Asia/Tokyo
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EUの国旗
EUが、声明の中で、イラン南西部アフワーズのテロ攻撃を非難せず、この攻撃の犠牲者の遺族とイラン国民に向けて哀悼の意を表明するに留まりました。
EUは、23日日曜、声明を発表し、22日土曜のアフワーズの軍事パレードに対するテロ攻撃で、25人の命が奪われ、数十人が負傷したとしました。
EUがこのテロ攻撃を非難しなかったことは、西側諸国のテロとの戦いに関するダブルスタンダードを示しています。
また、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ハフィントンポスト、フランス通信、ロイター通信などの西側のメディアは、アフワーズでのイランの軍事パレードに対するテロ攻撃を、テロと呼ぶことを控えました。
一方で、欧米諸国では、ナイフなどによる衝突など、規模の小さな事件であっても大きく騒ぎ立てられ、「不審なテロ」と呼ばれます。
アフワーズのテロ攻撃は、テロ組織アフワーズィーヤとISISの不審な行動によるものであり、どちらのグループもサウジアラビアとつながりを持っています。
22日朝、フーゼスターン州のアフワーズで、イラン軍の軍事パレードが開催されていた傍らの公演から、テロリストが一般の見学者に向かって銃撃を行いました。
この攻撃により、25人が殉教、60人以上が負傷しました。
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