2月 28, 2021 21:45 Asia/Tokyo
  • タフテソレイマーンの全景
    タフテソレイマーンの全景

イラン北西部・西アーザルバーイジャーン州タカーブ市の北東45キロの地点に1600年の歴史を誇るサーサーン朝時代の遺跡、タフテソレイマーンがあります。

サーサーン朝のバフラーム5世は、ここに1つの都市に近いものを建設しました。サーサーン朝はホスロー・アヌーシールワーンの治世に最盛期を迎えています。ここに現存している主な遺跡は、ゾロアスター教のアーナーヒーター寺院と拝火壇、ホスローのテラスです。アーナーヒーター寺院の遺構の向かい側には、神秘的な湖があり、これは全長120メートル、幅80メートル、水深はもっとも深いところで110メートルほどです。この湖の水は、湖底から湧き出る泉によるものです。
タフテソレイマーンの全景
湖の水源は湖底からの湧き水
この湖での遊泳は極めて危険
一説では、預言者ソレイマーンがこの地域で杖を地面に打ちつけた事から、泉が湧き出たとされている。
歴史を通して幾度となく敵に侵略されたタフテソレイマーン
土塁や壁の一部は比較的よい状態で残されている
タフテソレイマーンの全景
タフテソレイマーンは2003年7月5日に世界遺産に指定
1937年ごろに撮影された発掘前のタフテソレイマーン
タフテソレイマーンの訪問に最も適した時期は春の半ばから夏にかけて
アーナーヒーター寺院と拝火壇
 現在は鉄骨のみで支えられているホスローのテラスの高さは、その最盛期の荘厳さを物語っている

 

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