イラン高官、「サウジ当局によるカショギ氏の暗殺は、想像に難くない」
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン国会議長特別補佐官
イランのアミールアブドッラーヒヤーン国会議長特別補佐官が、「サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が、サウジアラビア政府によって暗殺されたと考えられても不思議ではない」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン補佐官は、ロシアトゥデイのインタビューで、「この数ヶ月、イエメンで何千人もの女性や子供、民間人を殺害してきたサウジアラビアの政府が、反対者や批判者を同じように扱う可能性は十分にある」と語りました。
また、「サウジアラビアのジャーナリストの暗殺に関しては、トルコの調査結果を待つべきだ」と述べました。
サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は、今月2日、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア領事館に入った後、行方が分からなくなっています。
トルコの非公式筋は、「カショギ氏は領事館の建物の中で、サウジアラビアの高官の指示によって殺害された」としています。
ワシントンポストも、「カショギ氏が拷問を受けた後に殺害されたことを示す映像や音声が存在する」としました。
カショギ氏は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の就任後、サウジアラビアを離れてアメリカに行きました。
最近はトルコ人の女性と結婚するため、その手続きでイスタンブールのサウジアラビア領事館を訪れる必要がありました。
トルコのメディアが伝えているすべての証拠は、ムハンマド皇太子によってイスタンブールに派遣された側近らが、カショギ氏の殺害に関わったことを示しています。
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