イランで、預言者生誕日に因み団結週間がスタート
11月 20, 2018 14:08 Asia/Tokyo
20日火曜は、イスラム暦1440年ラビーオルアッワル月12日にあたり、イスラム教スンニー派ではこの宗教の偉大なる預言者ムハンマドの生誕日とされ、イランではこれに因みイスラム教徒の団結週間とされています。
シーア派では、この日から5日後のラビーオルアッワル月17日が預言者の生誕日となっています。
イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師は、シーア派とスンニー派の間で預言者の生誕日におよそ1週間のずれがあることを、イスラムの宗派間の接近に活用し、この1週間を団結週間に制定しました。
イスラム教徒の間には、宗派間で一部の戒律に相違点があるものの、彼らは唯一神信仰や聖典コーラン、預言者ムハンマドの教えの遵守、そしてキブラと呼ばれるメッカの方向二向かい礼拝するといった、数多くの共通点を有しています。
因みに、礼拝や断食の仕方、メッカ巡礼、寄付の方法などについては若干の相違点があります。
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