イラン外相、「米はアルカイダとタリバンを武装化」
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イランのザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、イエメンで活動するテロ組織にアメリカ製兵器が大量に移送されているとされた報告に触れ、「アメリカは、地域における恒常的な情勢不安を狙っている」と指摘しました。
「調査報道目的のアラブ人ジャーナリスト団」を名乗る組織は、イギリスの新聞ガーディアンに掲載された報告において、「サウジアラビア主導のアラブ連合軍は法に違反し、西側諸国の兵器をイエメンのテロリストや分離主義組織に提供している」としました。
この報告ではまた、「2011年から14年にかけて、サウジアラビアとアラブ首長国連邦はアメリカから2600台の装甲車を購買したが、それらはすべて様々なテロ組織の手に渡った」とされています。
ザリーフ外相は2日日曜、ガーディアン紙の報道発表を受け、ツイッターで、「アメリカは、地域における情勢不安を恒常化して、自らの邪悪な政策を正当化しようとしている」と非難しました。
さらに、「サウジとアラブ首長国連邦の戦争犯罪への加担は、どうやら武器や情報面での支援という形では不十分なのだろう。さらにアメリカは最新鋭兵器をアルカイダやタリバンといった過激派組織にも提供している」と指摘しています。
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