イラン外務省報道官、「欧州が約束を破れば、イランも核合意遵守を見直す」
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イラン外務省のガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「ヨーロッパ諸国が、核合意に定められた取り決めを履行しなければ、イランも核合意遵守を見直すだろう」と語りました。
ガーセミー報道官は、ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムのインタビューで、イランとの経済協力を目的としたEUの特別金融システムSPVのメカニズムについて、「ヨーロッパ側はこのシステムの実施を遅延させているが、イランは誠意をもって行動している」と述べています。
また、「ヨーロッパ諸国や、核合意のそのほかの関係国は、イランがアメリカの核合意離脱後もこの合意にとどまり、アメリカの制裁の影響を回避すべく、金融面での特別な方策を打ち出すことに関心を示していた」としました。
さらに、「イランは、国民に対するアメリカの制裁の破壊的な影響がなくなるよう努力している」とし、「イランには、アメリカの政策を退けるための能力が存在する」と語っています。
ガーセミー報道官はまた、「イランは経済面での可能性や国力を有しており、独立諸国の支援により自らの基本的なニーズを確保でき、この苦境を力強く切り抜けられるだろう」と述べました。
さらに、「イランは、地域諸国をはじめとする世界各地でアメリカの制裁に対処するための様々な対策を有しており、地域諸国との良好な関係の継続に向けて努力している」としています。
EUは、昨年5月8日にアメリカが核合意から’離脱した後、アメリカの対イラン制裁に対抗するため、イランとの経済協力を継続を目的とする、欧州・イラン間の特別な金融ルートとなるSPVの設置を発表しましたが、これは口頭での約束が繰り返されているのみで、現在まだ実施されていません。
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