イラン南部・南パールスガス田の4つの新フェーズが操業開始
3月 18, 2019 18:12 Asia/Tokyo
ペルシャ湾に面したイラン南部・ブーシェフル州にある、南パールスガス田開発プロジェクトで、ローハーニー大統領の立会いのもと、4つの新しいフェーズが操業を開始しました。
これらのフェーズの設計段階から機材の製造、稼動に至るまで全てイラン人技術者の手によるもので、イランの建設業者やコンサルタント、請負業者で構成されたコンソーシアムとの共同作業によるものです。
イラン国民を標的に、アメリカによる過去最悪の制裁が行使される中、今回のプロジェクトの操業開始は、世界の各メディアに大きく報道されています、
これらのフェーズを通じて、海域から5600万㎥以上の天然ガスが陸上に移送されるようになります。
これらのフェーズの操業開始により、日量1億1300万㎥の濃縮ガス、1億㎥のメタンガス、15万バレルのコンデンセート、800トンの(硫化)グラノールが、また年間210万トンの液化ガス、200万トンのエタンが、石油化学産品として生産されるようになります。
これらのフェーズの建設には、110億ドル以上が投資され、イランは、カタールと共有するこのガス田からの採掘量で初めてカタールを上回ることになります。
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