イラン原子力庁長官、「イランの権威は、核分野の殉教者の献身による」
4月 03, 2016 21:04 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、イランの現在の権威や名誉は、核分野の殉教者の献身によるとしました。
サーレヒー長官は3日日曜、原子力庁の職員や関係者の会談において、「昨年は、イランにとって決定的な年だった」とし、「昨年、イラン国民は、共感や考え方の一致、最高指導者の指示により、名誉、権威を持って、いかなる大国に対しても屈することはなかった」と述べました。
サーレヒー長官はまた、テロ組織ISISの成立といった中東地域における様々な危機に触れ、「この中で、イランの治安は良好に確立し、イランの厳しい状態や不安定を追求していた国々は、現在、自身が危機に巻き込まれている」と語りました。
さらに、核合意、つまり、包括的共同行動計画の成果にふれ、「イラン国内でのウラン濃縮は維持され、自給自足によって、国内で生産される核燃料の値段は国際的な値段と違わないよう努力している」と述べました。
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