May 17, 2019 05:49 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、17日金曜、東京から北京に向かいます。

イスナー通信によりますと、ザリーフ外相は、今回の北京訪問では、中国の政府関係者らと会談し、2国間関係や、地域・国際的に重要な問題、特に核合意について協議し、意見交換を行う予定です。

 

イラン外相が、日本首相と会談

ザリーフ外相は、河野外相の招聘により16日未明、東京に到着し、同日午前、安倍首相と会談しました。

安倍総理大臣はこの会談において、イランとの歴史ある関係の維持と拡大に向けた日本の決意を強調し、「核合意は、重要な成果であり、この国際合意の維持に向けて努力すべきだ」と述べました。

安倍総理大臣はまた、中東地域における緊張の激化に懸念の意を表明すると共に、同地域の治安や安全保障におけるイランの役割を強調しました。

ザリーフ外相はまた同日、日本の河野外相とも会談し、核合意の最新情勢やこの合意におけるアメリカ政府の取り決め不履行、ヨーロッパ側の行動不足について話し合いを行いました。

ザリーフ外相は、日本訪問の前にも、トルクメニスタンやインドを訪問していました。

アメリカのトランプ大統領は昨年5月、一方的に核合意に違反し、この合意からのアメリカの離脱と、核関連の対イラン制裁の復活を宣言しました。

アメリカ政府はまた先月22日、イラン産原油の輸入国に対し、同原油禁輸制裁の適用除外措置を延長しないことを発表しましたが、これは地域や世界規模での強い反発を受けています。

 

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