イメージが語るイラン;ガドルの夜の儀式
May 27, 2019 23:40 Asia/Tokyo
イランの人々が、イスラムでコーランが下されたとされるガドルの夜を迎え、モスクや宗教施設でこの夜の儀式を行い、神に祈りを捧げました。
ガドルの夜は、ラマザーン月19日、21日、23日と3夜あり、26日日曜夜は、その2夜目にあたりました。
ガドルの夜、イスラム教徒はコーランを頭上に乗せ、夜通し、神に特別な祈祷を捧げます。
またイラン全国では27日月曜、人々が追悼儀式に参加し、イマームアリーの殉教をいたんでいます。
イスラム暦40年(西暦661年)のラマザーン月19日未明、イマームアリーが朝の礼拝を行っていたところ、イスラムに反対するイブン・モルジャム・モラーディという人物がアリーの頭部に剣を降り下ろしました。
イマームアリーは、その2日後のラマザーン月21日に殉教しました。
イラン全国の人々は、モスクや宗教施設、自宅や商店に黒い旗を掲げ、喪服を着てイマームアリーの殉教に追悼を捧げています。
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