イラン外相、「濃縮ウランの備蓄量が300キロの上限を超過」
-
ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、「核合意第36条に照らし、わが国の濃縮ウランの備蓄量は300キロの上限を超えた」と語りました。
ザリーフ外相は1日月曜、記者団に対し、核合意におけるヨーロッパ側の約束不履行を指摘し、「イランは、かねてから発表されていた計画にそって、きわめて透明かつ明白に核合意内に定められた自らの責務を縮小する」と述べました。
IAEA国際原子力機関は、イランのこの措置への反応として、「当組織は、イランの濃縮ウランの備蓄量に関して検証を行う」と表明しています。
ウィーンにある国際機関のガリーブアーバーディー・イラン政府代表は、イランの濃縮ウランの備蓄量が核合意に定められた上限を超過したことに関するIAEAの報告に反応し、「わが国の濃縮ウランの備蓄量の増加は、完全に核合意にのっとったものだ」としました。
ザリーフ外相は、「イランは核合意に定められた自らの責務縮小の次の段階として、3.67%濃度を超えた濃縮を行う」と語りました。
また、「ヨーロッパ側が自らの責務を履行すれば、イランの措置も以前の状態に戻すことが可能である。だが、彼らが必要な責務を履行しなければ、核合意第36条にのっとり、わが国は自らの責務を縮小する」と述べています。
さらに、「イランとヨーロッパ間の取引を可能にする貿易取引支援機関INSTEXは、ヨーロッパ側の責務実施に向けた初期段階の行動である」とし、「アメリカが昨年5月8日に核合意を離脱し、またイランが核合意36条を実施して以降、ヨーロッパ側は11の事柄を約束したが、それらはいずれもその11の事柄には入っておらず、それはあくまでも彼らの責務履行に向けた序章に過ぎない」としました。
ザリーフ外相はまた、「ヨーロッパ側はこれまで、自らの責務の基本すら実施しなかったのみならず、およそ1年2ヶ月たってから自らの責務履行の初期段階をやっと実施しているという有様だ」と語っています。
そして、INSTEXに対するアメリカの制裁に関しても、「これは、ヨーロッパ側が解決すべき問題だ」と述べました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ