ジブラルタル海峡近辺でのイギリスの軍事作戦に対する批判が増大
7月 14, 2019 20:12 Asia/Tokyo
スペインの雑誌デフェンサが、批評記事の中で「スペイン政府はイギリスに対し、ジブラルタル海峡でイランのタンカーを拿捕する許可を与えるべきではなかった」としました。
この雑誌は14日日曜、「イギリス海兵隊および、ジブラルタル警察は、スペイン領海でイランのタンカーを拿捕した」としています。
また、「このような行動は、スペイン政府にとって物議をかもす決定だった」とし、「スペインは、事前にこの拿捕作戦を察知していたが、自国の領海域で外国の武装軍にこのような行動を許可してはならなかった」としました。
今月4日、イギリス海兵隊がジブラルタル海峡で違法な行動に走り、イランのタンカーを拿捕しました。
スペイン政府は、ジブラルタル海峡の領有権をめぐりイギリスと係争中であり、声明の中で「イギリスは、アメリカの要請により今回の行動に出た」と表明しています。
アメリカは、「問題のタンカーはシリアに原油を輸送する途中だった」と主張しています。
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