イラン系ユダヤ人の宗教指導者、「アメリカは平和と平穏を求めていない」
7月 23, 2019 20:24 Asia/Tokyo
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ラビーのユーネス・ハマーミーラーレザール師
イラン系ユダヤ人の宗教指導者が、「もし国際体制が公正であるなら、核合意に規約違反をしたのはアメリカなのだから、反イラン制裁はアメリカに対してこそ行われるべきだった」と語りました。
ユダヤ教指導者で学者でもあるラビーのユーネス・ハマーミーラーレザール師は22日月曜、IRIB通信のインタビューで、アメリカは平和と平穏を求めていないとし、 「諸宗教が強調する平和とは相互、あるいは2国間の平和的関係の確立を意味するが、制裁はこれらの公正な関係に反している」と語りました。
そして、「一社会の各階層、さらには病人に対するアメリカの制裁は残虐なものだ。彼らが平和と平穏を求めていないことを示している」と述べました。
ハマーミーラーレザール師は、アメリカが国際的なイラン核合意に規約違反したことを指摘し、「圧力と力による対話は不可能だ。アメリカが求める方法では成果は上がらない」と付け加えました。
さらに、「イランは核合意の枠組みの中で自国の権利を守るために奮闘しているが、アメリカは経済テロによりイランに全面的な圧力をかけている」と強調しました。
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