イラン統合参謀本部議長、「カシミール情勢は、イスラム諸国にとっての懸念材料」
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イラン統合参謀本部のバーゲリー議長が、インドとパキスタンの係争地となっている、カシミール地方の最近の情勢に懸念を示しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 11, 2019 04:28 Asia/Tokyo
  • イラン統合参謀本部のバーゲリー議長(右名)とパキスタン陸軍のバジワ司令官
    イラン統合参謀本部のバーゲリー議長(右名)とパキスタン陸軍のバジワ司令官

イラン統合参謀本部のバーゲリー議長が、インドとパキスタンの係争地となっている、カシミール地方の最近の情勢に懸念を示しました。

IRIB通信によりますと、バーゲリー議長は10日土曜、パキスタン陸軍のバジワ司令官と電話会談し、「カシミール地方での軍事的なアプローチにより、事態はさらに複雑化する」と語っています。

また、カシミール地方での出来事に対する対処・制御に際し落ち着いて当たることを強調し、「双方に対しては、カシミール地方に関する性急な決断を回避し、人々の要求を無視しないようにすべきだ」と述べました。

一方、バジワ司令官もカシミール地方のイスラム教徒の状況に対するイランの注目に謝意を示しました。

インド政府は今月5日、カシミール地方に関して憲法に制定されていた自治権の原則を廃止しました。

これ以前、インド憲法第370条の条文は、ジャム・カシミール州に対し同国のほかの州にはない、州内業務に関する特別な利点を供与していました。

インドとパキスタンは、イスラム教徒住民の多いカシミール地方を自国の領土とみなしており、過去に2回にわたりこの地域をめぐって軍事衝突を起こしています。

 

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