イラン外務省報道官、「核合意の枠組みで責務縮小を続行」
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、今後も核合意の枠組みでイラン側の責務縮小を続けていくことを明らかにしました。
ムーサヴィー報道官は16日月曜、定例記者会見の中で、イラン側の責務縮小第3弾、加えてヨーロッパ側の責務履行について尋ねたIRIB国際放送記者の質問に答え、「6カ国側の一員(米国)が離脱した後、残るメンバーとイランの間で米離脱の影響を補填するとの合意が成立していた。しかし、これは現在までうまく機能していない」と述べました。
また、「核合意の枠組みにおけるヨーロッパ側の責務は国連安保理決議の支援を背景にしている」とし、「一部の国が今なお、自らの責務履行に当たって他国の許可を得なければならないという実態は甚だ遺憾だ」としました。
さらに、「イラン政府は、双方が核合意の責務を応分に履行していると認められる限り、自らに課された責務を遵守する。だが、合意相手国がイランの国益を損ない、わが国の国益が確保されない確信したなら、確実に4段階目の措置を採るだろう」と語りました。
また、トルコ・アンカラでのイラン、トルコ、ロシアによる首脳会合に関して、シリアの停戦実施に関するものと説明し、「16日月曜の会議では、シリア危機解決に向けた前向きな措置として、首脳レベルでの調整や合意が予定されている」と述べました。
ムーサヴィー報道官はさらに、第74回国連総会(米ニューヨーク)の傍らでイランのローハーニー大統領と米トランプ大統領が会談するのでは、との一部メディアの憶測に関して、「このような会談は全く予定されていない」と語りました。
また、サウジアラビアの石油施設に対する最近の無人機攻撃の後に浮上した、イランの関与疑惑に関して、「イエメンはこれまで5年間にわたり悲惨な戦火に巻き込まれてきた。同国の国民や軍、義勇軍が侵略者の犯罪行為に反撃するのは至極当然のことだ」と述べました。
その上で、「イランはイエメン国民と彼らの権利を擁護する。だが、イエメンの軍や国民の防衛的な措置がイランに関連付けられることは最大級の虚言というものだ。その種のやり方はこれまでも失敗を重ねている」と指摘しました。
同報道官は最後に、カナダ政府によるイランの資産凍結に言及し、「このような判決の執行は国際法に反している。イランは自らの権利を保持し、自らの権利を擁護する」とカナダ政府の対応を非難しました。
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