イラン国会議長が、インド、ドイツ、イラクの議会関係者と会談
イランのラーリージャーニー国会議長が、セルビア・ベオグラードで開催中のIPU列国議会同盟第141回総会にあわせて、インド、ドイツ、イラクの議会関係者らと個別に会談しました。
ラーリージャーニー議長は15日火曜、インドのビルラ下院議長と会談し、西アジア・中東諸国の抱える重要な問題はテロだと指摘、「この問題は唯一、地域諸国の協力によって解決されるべきものだ。だが、地域諸国の一部は矛盾した行動をとっている。その具体例がアフガニスタンで見られる」と述べました。
一方のビルラ議長も「イランとインドはどちらもテロの犠牲国だ。だからこそ、両国の政治家はテロという悪しき現象を非難し、これと戦っている」と応じました。
ラーリージャーニー議長はまた、ドイツのクラウディア・ロート国会副議長と会談し、イエメンやシリアで軍国主義化が終息する必要性を強調しました。
イラク議会・外交政策委員会のSherko Merwaes委員長との会談では、「イランはイラクへの干渉も軍事駐留も行っていない」とあらためて述べ、「テロ組織ISISがイラクを攻撃していた時期、イラク政府はイランに支援を要請してきた。そしてイランもイラクに支援を行った」と両国の関係に言及しました。
ラーリージャーニー議長は、第141回IPU総会に出席するためベオグラードを訪問しています。
現在、IPUには178カ国が加盟しています。
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