4月 09, 2016 18:44 Asia/Tokyo
  • イラン国会国家安全保障・外交政策委員会のハギーガトプール副委員長
    イラン国会国家安全保障・外交政策委員会のハギーガトプール副委員長

イラン国会の関係者が、38年ぶりに行われる日本の首相のイラン訪問と両国の原子力協力の可能性について、「イランと日本の間の核協力を禁じるものはない」と述べました。

IRIB通信によりますと、イラン国会国家安全保障・外交政策委員会のハギーガトプール副委員長が、「政治、経済、エネルギーの問題において、日本と良好な関係を築くことができる」とし、「イランと日本の核協力は、法的に禁じられておらず、もし相手に用意があれば、我々は核の分野で必要な協力を行うことができる」と述べました。

さらに、「もし日本側に用意があれば、イランへの技術協力に関する核合意の内容に注目し、両国は核協力を行うことができる」と語りました。

また、「これより重要なのは、経済やエネルギーの議論であり、両国の間の良好な産業関係に注目すると、日本との関係拡大は期待できる」と述べました。

さらに、「核合意では、他国との協力において、国内の核産業を拡大することができる」と語りました。

ハギーガトプール副委員長は、「安倍首相のイラン訪問を肯定的に見ており、これも核合意によって得られた機会であり、それを活かすべきだ」と述べました。

日本の公式筋は、安倍首相が8月にイランを訪問する予定だとしています。

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