イラン大統領の日本訪問
イラン大統領 「イランは制裁をチャンスに変えた」
12月 18, 2019 17:49 Asia/Tokyo
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ローハーニー大統領(左)
イランのローハーニー大統領が、「イランは自国民を標的にした最大限の圧力や圧政的な制裁に立ち向かうことで、これをチャンスへと転換した」と語りました。
マレーシアを訪問中のローハーニー大統領は18日水曜、同国在住のイラン人らと面談し、「イラン国民は、食糧、医薬品さえも含む不当な米国の制裁に立ち向かい、抵抗している」と述べました。
さらに、「経済、政治、社会、文化、防衛の分野にかかる外的圧力に対し、イランの忍耐力はかつてないほど強くなっている」とし、「制裁は双方が敗北する道であり、長く続けることはできない。そして万人が、米国の核合意離脱が誰の利益にもならず、米国や同盟国にさえ利益をもたらさないことを知っている」と述べました。
また、「米国はこれまで辿ってきた道を戻るしかない。イランも自らの抵抗により、米国がそうせざるを得ない状況へと追い込むだろう」と語りました。
そして、イラン国民は常に過激主義とテロに反対していると強調し、「イランのメッセージは、様々な分野ですべての国と緊密な関係を確立することだ」と述べました。
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