イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラン外務省報道官、「核合意の責務縮小の第5段階に入る構え」
1月 06, 2020 07:22 Asia/Tokyo
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「わが国の政府関係者は5日日曜夜、核合意が定める責務の縮小措置・第5段階を決定する」と語りました。
ムーサヴィー報道官は5日日曜、記者会見し、「政治の世界では、全ての脅迫が相互に影響する」とし、「5日夜の会議で、今後に控える核合意関連の次の段階についてはっきりするだろう」と述べました。
また、EUがイランのザリーフ外相をベルギー・ブリュッセル訪問に招待していることについて、「これに関する協議は実施中だ。まだ最終決定に至っていない」としました。
さらに、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官の殉教をめぐる一部ヨーロッパ諸国の反応に言及し、「ソレイマーニー司令官の暗殺・殉教に関するヨーロッパ諸国の立場は好ましい建設的なものではない。むしろ、前向きな表明を避けたはぐらかしに近い」と語りました。
そして、テロ組織ISISの行動をヨーロッパ人が恐れている事に関して、「ISISのヨーロッパ上陸により、ヨーロッパでは殺害や爆破行為が多発した。だが、ソレイマーニー司令官や各抵抗組織がISISを撲滅したことから、ヨーロッパ人に安全がもたらされた」と強調しました。
最後に、ムーサヴィー報道官は「イランは、米国のご機嫌をとるヨーロッパのジェスチャーを受け入れない」としています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ