テヘラン発のウクライナ機 離陸直後に墜落 (動画)
1月 08, 2020 17:26 Asia/Tokyo
テヘラン南西部でテヘラン発ウクライナ国際航空の旅客機が墜落し、乗客167人乗員9人の計176人が死亡しました。
IRIB通信によりますと、イラン航空機関は声明を発表し、ウクライナ国際航空のボーイング737型機が8日水曜午前6時12分、首都テヘランのイマーム・ホメイニー国際空港を離陸してから数分後、空港監視塔との連絡が途絶え、同18分にテヘラン州南西部に墜落したことを明らかにしました。
また、今回の墜落事故に関する調査が開始され、救援部隊が現場に派遣されています。
この声明ではまた、「今回事故に遭った旅客機の乗客の大半がイラン人で、一部他国籍者も含まれている」としています。
今回の旅客機墜落事故を受け、サウジアラビア系の一部メディアは、“この事故の原因はミサイルが射ち込まれたため”とするデマ報道を行っています。
イラン航空機関はこの報道を否定し、「ウクライナの旅客機が墜落したのは、在イラク米軍基地に対するイランイスラム革命防衛隊のミサイル攻撃の5時間後だった」と説明しました。
イランイスラム革命防衛隊は、先の米軍によるソレイーマーニー司令官暗殺への厳しい報復として、現地時間の8日午前1時20分、イラク北部アンバール州にある米軍のアサド空軍基地に向けて数十発のミサイルを発射しました。
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