イラン司法府長官が、ウクライナ機墜落事故の法的措置を指示
1月 11, 2020 21:23 Asia/Tokyo
イラン司法府のライースィー長官が、イラン全軍司法機関のバフラーミー長官に書簡を送り、今回のウクライナ機墜落事故をめぐる証拠資料の収集と法的措置を取ることを指示しました。
ライースィー長官は11日土曜、テヘラン近郊で発生したウクライナ航空機の墜落事故とイラン人や外国人の乗客乗員の死亡に遺憾の意を表明すると共に、バフラーミー長官に宛てた書簡の中で、可及的速やかに事故に関する情報や証拠を収集し、経緯を把握する責任者に説明を求め、痛ましい事故発生にかかわった責任者を法的に特定するよう求めました。
今月8日、ウクライナ国際航空のボーイング737型旅客機がテヘランのイマーム・ホメイニー空港を離陸直後に墜落し、乗客乗員全員が死亡しました。
イラン統合参謀本部は11日土曜、公示を発表し、イラン領内の52カ所を攻撃するとした米大統領の脅迫、及びイラン周辺の米軍戦闘機の飛行が増加していたことに触れ、「ウクライナ航空752便がテヘランのイマーム・ホメイニー空港を離陸し、旋回中に、革命防衛隊の重要な軍事施設に完全に接近しつつあったところを飛行高度から標的と識別された。このような状況において人的ミスにより誤って撃墜された」としました。
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