イラン大統領、「ウクライナ機墜落事故原因究明に向けた国際協力を歓迎」
(last modified Sun, 12 Jan 2020 09:16:53 GMT )
1月 12, 2020 18:16 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領
    ローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「わが国は、ウクライナ旅客機墜落事故原因の究明に向けた国際法の枠組みでの国際的な協力の全てを歓迎する」と語りました。

今月8日、ウクライナ国際航空のボーイング737型旅客機がテヘランのイマーム・ホメイニ空港からウクライナの首都キエフに向かって出発した直後に墜落し、乗客167人、乗員9人全員が死亡しました。

ローハーニー大統領は11日土曜夜、カナダのトルドー首相と電話会談し、今回の墜落事故に対する遺憾の意を示すとともに、「事故原因を究明するための有効な捜査が実施されており、最終結果を得るための調査が綿密かつ迅速に進められている」と述べています。

また、「今回の事故原因の調査結果は国際世論に開示されるだろう」とし、「今回の事故は、事故機に乗り合わせていたイラン、カナダおよびその他の国の諸国民にとって悲痛なものであった」としました。

さらに、「西アジア地域の安全が、アメリカの行動や干渉により脅かされている」とし、「この地域の安全は、近隣諸国の協力・参画によってのみ確保されるだろう」と語っています。

一方、トルドー首相もこの電話会談で、今回のウクライナ機墜落事故で多数のイラン人が死亡したことに際し、お悔やみの言葉を述べ、「カナダは、今回の事故に関する必要な調査実施に向け、イランとあらゆる協力を行う用意がある」と述べました。

 

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