イラン政府報道官、「国益に対するあらゆる脅威に断固として対処」
4月 28, 2020 14:31 Asia/Tokyo
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ラビーイー政府報道官
イランのラビーイー政府報道官が、「わが国は、地域で起きる国益に反する出来事の全てに、断固として対処する」と語りました。
トランプ米大統領は先日、ペルシャ湾海域におけるアメリカ艦船の違法な駐留には言及せず、「アメリカ海軍に対し、ペルシャ湾に存在するイランの小型船舶に向かって発砲するよう命じた」と述べています。
ラビーイー報道官は27日月曜、記者会見にてペルシャ湾でのアメリカの挑発行為や、アメリカ艦船によるイラン船舶への攻撃に関する発言に触れ、「イランは、アメリカの挑発行為とは逆に、常に地域で平和を追求してきた」としました。
また、「アメリカは国内情勢が悪化した場合には常に、国外での作戦を懸念しなければならなかった。このことは今や1つの慣習となっている」とし、「アメリカは、こうした状況ににある場合、物的な手段を講じなければ、心理作戦の方により的を絞ってくる」語っています。
さらに、特にイスラム教徒の断食月・ラマザーン期間中の地域での平和と安全の確立、というイラン側からの提案内容に触れ、「イランは決して、自分から情勢不安を煽ることはない。そのようなことは誰の利益にもならない」と述べました。
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