イラン外務省報道官、「シリアの将来はシリア国民が決定する」
(last modified Mon, 11 May 2020 07:55:29 GMT )
May 11, 2020 16:55 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イランの外務省のムーサヴィー報道官は、シリア政府の将来に関するアスタナプロセス(アスタナ会議)の保証国による決定を引用した一部報道機関の主張に反論し、これを根拠のないものとしました。

ムーサヴィー報道官は、アスタナプロセスの保証国=イラン、ロシア、トルコは、シリア内部で対話が促進され、シリア国民が自らの将来を決定できるように、地域の緊張緩和、憲法委員会の設立、対話と国家的和解のプロセスの追求に取り組んでいると述べました。

そして、シリア国民だけが、将来の自らの政府と統治者がどうあるべきかを決定できると強調し、「イランは常にテロリズムと戦うためにシリア政府とシリア国民に寄り添ってきた。今後もこの戦略を継続していく」と語りました。

アスタナ会議は、シリアに平和と治安を取り戻すことを目的に、イランの発案とロシアとトルコの協力によりカザフスタンの旧首都アスタナで2017年1月に開始されました。

シリア危機は2011年、サウジアラビア、米国、およびその同盟国に支援されたテロ組織による大規模な攻撃により始まりました。

 

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