世界におけるキュウリ生産量の順位
(last modified Sat, 23 May 2020 04:07:52 GMT )
May 23, 2020 13:07 Asia/Tokyo
  • 世界におけるキュウリ生産量の順位
    世界におけるキュウリ生産量の順位

皆さまは、イランがキュウリの生産量において世界で第4位であることをご存知でしょうか?

イランは農業生産品の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇っています。今回は、それらの世界生産量で高位を占める品目の一つ、キュウリについてご説明します。

キュウリの起源を調査した研究者らによれば、その原産地はインドとされています。インドには、キュウリ属の遺伝子を持つ植物が最も多く存在しています。西アジア地域にキュウリが広まったのは3000年以上前に遡り、ローマ人を通じてヨーロッパ諸国に持ち込まれた可能性が高いと考えられています。

キュウリはそのおよそ96-97%が水分で、ビタミン、ミネラル塩、有機酸を豊富に含むことから、今日の近代栄養学において特に重要視されています。

FAO国連食糧農業機関の統計によりますと、キュウリの生産は中国が6100万トンで世界第1位となっています。その生産量は、第2位の国の30倍に及びます。第2位はロシア(190万トン)、第3位はトルコ(180万トン)です。そして、イランは170万トンを生産し、世界第4位に位置しています。 

    

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