イラン外務省「米の制裁をよそに、イランとシリアの経済関係が強化」
6月 18, 2020 16:51 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、「アメリカの対シリア制裁にも拘わらず、イランはシリアの政府や国民との経済協力を継続し、シリアとの経済関係を強化する意向である」としました。
ムーサヴィー報道官は18日木曜、声明の中で、アメリカの対シリア制裁法の実施を、国際法規や人道的な原則に反するものであるとして、これを非難しました。
また、「現在、世界で新型コロナウイルスが猛威を振るっている中での、こうした人道に反する制裁の行使は、単にシリア国民の苦痛を倍増させるだけである」と述べました。
さらに、こうした圧政的で一方的な制裁はイランにとって一切の有効性はないとし、「イランは、この種の制裁をシリアの一般の人々に対する経済テロ、かつシリアを情勢不安に陥れるためのアメリカの工作の一環だと見なしている」と語りました。
アメリカのポンペオ国務長官は17日水曜、対シリア制裁の実施開始を発表しました。
アメリカは、カイザー法の枠内で、シリアのアサド大統領夫妻など19人の政府関係者を制裁対象にしています。
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