イラン国会議長、「西側諸国は再び、敵意ある本質を示した」
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ガーリーバーフ議長
ガーリーバーフ・イラン国会議長は、IAEA国際原子力機関理事会による反イラン決議に反応し、「西側諸国、特に米国と一部のヨーロッパ諸国は、その信頼がおけず敵対的な本質を再びイラン国民の前にさらけ出した」と語りました。
ガーリーバーフ議長は21日日曜の公聴会で、西側諸国はアメリカと同等にイランに対する恨みを抱えているとし、「イランに対するIAEA理事会の政治的決議書の発布は、シオニストによる稚拙な計画である」と語りました。
そして、イランがこの決議に適切に対応するだろうとし、「イランとIAEAの間にある現在の緊張の責任は、この決議の草案作成諸国である。これら諸国は自らの行動が引き起こす結果を受け入れなければならない」と述べました。
また、IAEAとイランの長年にわたる協力について指摘し、「過去17年間の歴史が、イランが国際的法規と国益の枠組みにおいて、常にIAEAと最も寛容な協力を行ってきたことを示している。しかし多くの場合、敵対行為とより多くの賄賂を求める以外、手に入ったものは何もない」と語りました。
ガーリーバーフ議長はまた、国民の合意に裏打ちされた知的な抵抗が、イランの戦略的選択肢であるとし、「国旗を掲げて自国の船舶を南米にまで送る国民は、根拠のない決議書に引き留められることはないだろう」と強調しました。
そして、米国との交渉は完全に禁じられているとし、「イランと西側諸国との交渉も、最大限の不信感を持ちながら行われる」と述べました。
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