日出づる国からの移住者
イラン在留邦人女性の回想録が出版 早くも重版
6月 25, 2020 19:21 Asia/Tokyo
最近出版された、イラン在留邦人女性の回想録が大好評を博しています。
タスニーム通信によりますと、最近イランのスーレメフル出版社から、「日出づる国からの移住者(邦題は仮訳)」と題した、イラン在留邦人女性・山村邦子さんのこれまでの生涯をまとめた本が出版されました。執筆は、ハミード・ヘサーム氏です。
この本の内容は、山村さんの幼少時代から始まり、彼女がイラン人男性と知り合って結婚、その数年後にイランにやって来たところから読者は一気に本書に惹きつけられることでしょう。
山村さんはその後、「サバー・バーバーイー」というイラン名を自ら選び、自らの人生の紆余曲折、イスラム入信時やイランにやってきたときのこと、その眼で目撃した1979年のイランイスラム革命、1980年代のイラン・イラク戦争について語っています。
なお、山村さんはイラン・イラク戦争で御子息を亡くし、殉教者の母となりました。
この著作は先週発売され、これまでに絶大な好評を博していることから、来週中にも第2版が出版される予定です。
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