イラン原子力庁 「ウラン濃縮の処理能力を19万SWUに高める」
8月 22, 2020 15:00 Asia/Tokyo
米国による核関連制裁の復活や紛争解決メカニズムの発動が物議を醸す中、イラン原子力庁が、ウラン濃縮の処理能力を19万SWUに高める意向を表明しました。
イラン原子力庁は20日木曜、ツイッター上において国内の核産業の力は確固としたものであると語り、「紛争解決メカニズムの発動あるいは現在のプロセスの続行のいかんにかかわらず、イラン原子力庁は19万SWUの処理能力確保に大きく踏み出した」と指摘しました。
アメリカは、対イラン武器禁輸制裁の無期限延長をめざして安保理に提出した決議案が否決された後、紛争解決メカニズムの発動へと目標を切り替えました。しかし、アメリカを除く安保理常任理事国は、同国が正式に核合意を離脱していることに言及し、発動要請には法的正当性がないとして、この措置に反対しています。
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