9月 02, 2020 16:34 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師

UAEアラブ首長国連邦がシオニスト政権イスラエルと関係正常化で合意したことについて、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師が「背信行為」と断じた表明が世界のメディアで大きく報じられました。

インドの日刊英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、ハーメネイー師による1日火曜の演説について、「イラン最高指導者がUAEによるイスラエルの正式承認を非難」という見出しで取り上げ、「イラン最高指導者は、UAEがイスラエルを正式に認めたことを背信行為だとし、これは長くは続かない、との見方を示した」と報じました。

ロイター通信は、ハーメネイー師の表明を引用して「UAEはイスラエルとの関係正常化によりイスラム世界を裏切った」と伝えました。

ロシアのニュース専門局・ロシアトゥデイも、「イラン最高指導者、“UAEの背信行為は永続しないが汚点は永久に残る”」という見出しで、ハーメネイー師の演説の一部を報じました。

また、マレーシアの英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズも、「UAEの対イスラエル関係正常化は、イスラム世界やアラブ民族、地域諸国及びパレスチナへの裏切り」と指摘したハーメネイー師の演説の一部を取り上げ、この演説にスポットを当てました。

シオニスト系の新聞エルサレム・ポストは、「イラン最高指導者、“UAEの対イスラエル関係正常化はイスラム世界への裏切り”」という見出しで、UAEとイスラエルの関係正常化に対するハーメネイー師の同日の反応に焦点を当てるとともに、同師による「UAEは恒久的な不名誉にまみれるだろう。そうならないためにも同国が早く現実に目覚め、自らの行いを償うよう希望する」という発言を紹介しています。

ロシア・スプートニク通信も、「イラン最高指導者は、UAEの背信行為が長くは持たず、対イスラエル合意がUAEに決定的な汚点を残すだろうと強調した」と伝えました。

レバノンのアルメナール・チャンネルは、「イラン最高指導者のハーメネイー師は、UAEがイスラム世界やアラブ民族、そしてパレスチナ問題を裏切り、このことが恥知らずという消し難い傷をUAEの顔に残すだろう、と強調した」と報じました。

 

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